初めてクーリング・オフした

先日、某大手ガス会社の子会社の所属を名乗る人が訪問してきて、太陽光発電を付けないかと営業してきた。

自分は太陽光発電については無知だし、興味もそこまでなかったんだけど、「今、工事を一括で請け負うことで安く提供できる」という口車に乗せられて、とりあえず話を聞いて、なんか良さそうだったので契約することに。

まぁ、今回はクーリング・オフについて書きたいので詳細はまた別の記事を書くとして、結局他社で見積もりを取ったら、なんと100万円以上も差が出たため、契約の解除をするべくクーリング・オフを初めてすることになったのである。

クーリング・オフとは

特定の条件下で行われた契約を、定められた期間以内であれば無条件で解除できる制度で、特定商取引法で定められている制度である。

www.no-trouble.caa.go.jp

今回、訪問営業だったということで、契約日を含め8日間はクーリング・オフを行使する事が可能だった。

どうやってやるのか

クーリング・オフを行うのは初めてだったので何をすれば良いか最初は全然わからず。

とりあえずググって、一発目に出てきた国民生活センターのサイトを見てみた。
go.jp ドメインだし、信頼できる情報であることは間違いなさそうだ。

www.kokusen.go.jp

ここに、クーリング・オフの手続き方法が書いてあったので、この通りに実施した。

  • クーリング・オフは必ず書面で行う、はがきでできる
  • クーリング・オフができる期間内に通知する
  • クレジット契約をしている場合は、販売会社とクレジット会社に同時に通知する
  • はがきの両面をコピーする
  • 特定記録郵便」または「簡易書留」など、発信の記録が残る方法で送付し、コピーや送付の記録は一緒に保管する

クーリング・オフ可能な期間内かどうか確認

今回、クーリング・オフを実施しようとしたのが契約日を含めて6日目だったので、期間内となる。セーフ。

はがきを用意

はがきでできるとのことなので、近所のコンビニに官製はがき(1枚63円)を買いに行く。
後述の通り、今回のケースでは最低2枚必要なので、書き損じを考慮して4枚ほど購入しておいた。

はがきは現金での購入で、最近キャッシュレス生活に慣れて現金はあまり持ち歩いてなかったけど、ギリギリ払えるぐらいは持ってたのでセーフ。

書面を手書きする

手書きしろとは書いてないから印刷でも良いと思うけど、印刷してる時間も無かったのでとりあえず手書きにした。
はがきの記載例も国民生活センターのサイトに載っていたので、それを参考に書いた。

訪問してきた業者の分と、今回はクレジット契約もしていたので、ローン会社宛の分も用意する。

はがきの両面のコピーを取る

書いた内容の証跡として残すためだと思うけど、書いたあとにコピーを取れと書いてある。
自宅にコピー機は無いので、またコンビニへ行き、2通とも白黒でコピーを取った。

発信の記録が残る方法で送付

手順には、「特定記録郵便」または「簡易書留」などの方法で、と書いてある。
調べてみると、特定記録郵便の方が安いみたい。

www.seikatsu.city.nagoya.jp

なので、記入したはがきを持って郵便局へ行き、窓口で「特定記録郵便で送りたい」と言って手続きしてもらう。
手続き後、特定記録郵便の控えを受け取る。こんなやつ↓。

書類を保管

はがきのコピーと↑の控えは一緒に保管する。
どこ行ったかわからなくなると困るので、契約書類と一緒にしておいた。

念の為この手順であってたのか確認

何分、クーリング・オフは初めてだったもので、ちゃんと契約解除できてなかったら嫌だなぁと思って、消費生活相談の 188 に電話して確認してみることに。

www.kokusen.go.jp

ここに電話して、やったことを説明、その内容で問題ない旨の回答をもらえたので一安心。

その後

ローン会社から、契約解除完了の通知が届いた。これで勝手に引き落としが始まることはない。

訪問してきた業者の方は何も連絡無し。

感想

クーリング・オフ、結構簡単だった。